私が大学卒業以来お世話になっていた、「旭区民合唱団リリオ」の定期演奏会に行ってきました。一年に一回の演奏会で今年が18回目。発足の年に参加して、ちょうど1年前に辞めたので、17年間 居てたことになります。
合唱はコロナ禍で、様々の音楽活動の中でも真っ先に槍玉に上がりました。「密」と「飛沫」が完璧です。全国(全世界)の沢山の合唱団が、練習中止、演奏会中止に追い込まれ、寂しい一年を過ごしている中、「リリオ」は昨年の春の緊急事態宣言のときは中断したものの、その後すぐに再開して、例年の時期に演奏会を開催できた少ない例になりました。
「密」の練習を避けるため、時間別パート別練習。大きな会場が使える時だけ全体練習。参加前には検温、参加時にはマスク着用、体調悪い人は不参加の徹底をしていました。合唱は息を使うので、マスクは辛かったことと思います。
@写真: ちろりん
本番も沢山の工夫がされてました。演奏者は全員フェイスシールド着用。距離を空けての立ち位置。客席との間にかなりの間隔を確保です。
以前の演奏会はこんな感じなので、広がり感が分かりますね。
お客側に工夫がありまして、客席は1人空け着席、入り口で検温★と手の消毒★、チケットの裏に名前と連絡先を書いて、そのまま提出★1(感染者が出た時に知らせるため)、鑑賞中のマスク着用願い★2ということがされてました。
★印は、ドイツの演奏会では無かった取り組みです。
ちなみに、
★1 ドイツではレストラン(開いてた時の話)では名前連絡先の記入あり、ホールでなし
★2 ドイツでは、着席までの間のみマスク着用、鑑賞中は外して良い(ほとんどの人が外す)
でした。違いが興味深いです。
歌っているところの写真を見てわかるように、皆さん楽譜を持ってません。全曲暗譜。平均年齢高めでございまして、全て暗譜なことに今更ながら深く感銘を受けました。本当によーく練習されたんだと思います。立ち位置の距離感も全く感じられず、一体感のある演奏でした。
ドイツでは、今イベント完全中止しているのに対し、日本でこうやって工夫して音楽がされてることに、とても新鮮な驚きを覚えます。大変大きなエネルギーをもらいました。
壁に移る指揮の影が、いい味だしてました。
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山田愛子 (水曜日, 03 3月 2021 06:00)
ご来場ありがとうございました。
さすが、17年間ピアニストをしていただいた西尾先生の観察力、分析力、完璧です。
昨日から新年度の練習が始まりました。コロナ禍の中、試行錯誤が続きます。中塚先生、ピアニストの山口先生、全団員、一丸となって、19回定演に向かって、楽しんで頑張って行きます。
9日の練習よろしくお願いします。
Maki (水曜日, 03 3月 2021 17:45)
山田愛子様
メッセージありがとうございます。このコロナの条件の中、あの曲数であの出来栄えですから、驚きましたし、リリオに居てたことが誇らしく思いました。
皆さまお疲れも残る中、さっそくに次の練習とはさすがです。こちらこそ、3月9日と20日、よろしくお願いいたします。