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これであなたもマクデブルク通

私がドイツで一番長く過ごした街、マクデブルクを紹介したいと思います。

 

昔はとても美しい都市だったのですが、工業地域でもあったので、第二次世界大戦の空爆で壊滅状態になり、その後東ドイツに統治されました。そのために、観光地に必要なヨーロッパらしい街並みがほんの一部だけしか残っておらず、日本人には知名度が低い街です。

 

しかし、実は文化オタクをうならせる小ネタがたくさん存在してるのです。これであなたもマクデブルク通!?いやドイツ通 間違いなしです。


基本情報:

ザクセン=アンハルト州の州都

人口23.7万人(←覚える必要があるらしい: 前回のブログ参照)

 

場所のおさらい。

街の中心を流れるエルベ川は、プラハ、ドレスデンから流れてきていて、ハンブルクにつながります。ドレスデンとハンブルクでエルベ川を見ましたが、マクデブルクのエルベが断然きれいです。上の写真は昔のデジカメ時代のもので、色がくすんでますね (言い訳)。

 

川面のキラキラ感は、ザルツカンマーグートの次に綺麗かと思うくらい (ちょっとひいき目) ですし、中州の公園の緑の豊かさはこの世の楽園です (ほんのちょっとひいき目)。

 

目立つ建物3つ、ピックアップしました。

 

1. マクデブルク大聖堂

1207年または1209年完成。ドイツ国内最古のゴシック様式の教会です。背が高くひときわ目立つので、街のシンボルになっています。第二次世界大戦で被害を受けましたが、ずっしりとした外観は健在、高貴な内部の空間と美しい中庭は一見の価値ありです。


 

2. ミレニアムタワー

高さ60メートル、世界最大(最も高い?)の木造建築で、1999年に建てられました。内部は、文明の歴史と化学の博物館になっています。外の螺旋状のスロープは歩くことができますし、内部も同じように渦巻き状にフロアが作られています。


 

3. フンデルトヴァッサーの住宅「緑の城塞」

ピンクじゃん、というツッコミは置いといて⋯。大阪、ウィーンのゴミ焼却場のデザインで有名な画家&建築家、フンデルトヴァッサー設計の最後の作品です(2000年死去、2005年完成) 。街のメイン通りに立っています。これ、普通のアパート (55軒分) なんです。レストラン、カフェ、雑貨屋さんの他、ミニ劇場、ホテル、保育所も入っています。

 

日本人女性と結婚していた時期もあったとかで、その関連か、フンデルトヴァッサーの直訳である「百水(Hyaku-mizu)」というアジア料理レストランも入っています。


 

次のドイツ旅行の際に、一度マクデブルクへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

★ご案内★

すでに隔離は明けておりまして、3/20まで延期して日本滞在しています。対面型コレペティ承り中です。(オンラインもOK) 譜読みにお悩みの方、お待ちしています!

 

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コメント: 2
  • #1

    かずこ (日曜日, 28 2月 2021 12:24)

    う〜ん�なるほどね�美しくて❤️ステキな建物�ためになりました(^ー^)(^ー^)

  • #2

    Maki (日曜日, 28 2月 2021 23:17)

    かずこ様

    コメントありがとうございます!
    そうなんです、素敵な建物なんです(╹◡╹)興味深いですよね。