NOVA卒業

外国語教室のお話です。

卒業してすぐの私は外国と全く縁がなかったのですが、急に喋れるようにはならないと、予定のない将来に向けて、自由に受講時間を選べるECCに行き始めました。１年分のレッスンを一括で買って(50回分)、それを１年の内の好きな時間に消化するというシステムです。音楽面でいっぱいいっぱいになったら勉強どころではなくなる私には、とても便利なシステムでした。

当初より外国語の歌の伴奏を弾くことが多かったのですが、曲名が読めないという恥ずかしい事態に気づきます。そこで購入したレッスンポイントを他の言語に使えるNOVAに鞍替えしました。全く喋れない言語って、いくら辞書で調べてもうまく読めないんですよね。

それがいつのことだったか、2007年の経営破綻を経験してるので、それ以前だったことは確かです。NOVAでは英語→イタリア語→フランス語→ドイツ語をぐるぐる回ってました。その時はドイツ語が一番嫌いでしたのに、今ドイツに居るなんて人生そんなもん。

年間50回を4つの言語で割るのですから、それぞれ常に１か月ぶりになってしまい、英語以外は永遠に自己紹介から進まないという、受けてることへの自己満足の世界でした。曲名は読めるようになりましたので、目的は達成かな。(ポジティブ思考)

そのうち何やかんやでサボってしまい、その50レッスンを消化できなくなりました。NOVAのスタッフは言います、「契約更新すれば、残りを引き継げます」と。

無駄にしたくない私は、もちろん更新。サボリ癖だけは立派に進化を遂げ、更新→サボり→更新→サボりを繰り返した結果、今から１年とちょっと前の時点で240レッスンも貯めこんでいまいました。いやはや合計５年間近く何をしていたんだと。これが貯金だったらいいのに！

1年とちょっと前の私は決心しました。「今度こそは使い切るぞう！おぅ！」

2021年1月24日の期限目指して、やっとエンジンを始動。締め切りである昨日、なんと自分でもびっくり、消化できましたー！やったー！コロナで暇でよかった！これまでのサボリとのギャップがあるので、ものすごい達成感です！

ドイツ語に関しては、超初心者「こんにちは、元気ですか？」(レベル1)から習って、NOVA最高レベルの７まで到達したので、NOVAには感謝しかありません。最高レベルといっても、カタコト以上全員このグループだったので、実社会ではアワアワですが。

卒業とは言えませんけれど、一旦離れて、途中で止まってる教材など再び開けてみようと思います。

こうして彼女のサボり歴史穴埋めの旅は続くのでした。To be contined...(続編未定)